街並みにも映える。レゴ(R)フェラーリF8トリビュートの組み立てレビュー

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レゴ® スピードチャンピオン シリーズの新製品「レゴ®スピードチャンピオン フェラーリF8トリビュート 76895」(2020年1月発売)を、組み立てたのでレビューをしますよ。

2020年お正月の初売りで購入した新作セットです。

レゴ スピードチャンピオンシリーズは、実際の自動車メーカーとのコラボして実車としてあるレーシングカーやスポーツカーなどの車がレゴとして再現されたコラボセットです。

これまでの製品よりも一回り大きくなったレゴ スピードチャンピオンシリーズのデザインや構造、過去の製品との違いがどうなっているのか、いろいろと比較してみました。

車の名前について、国内でのカタカナ表記では「フェラーリF8トリブート」が一般的なため、当サイトでは車名を示す際は「トリブート」として記載させていただいています。

レゴ スピードチャンピオン フェラーリF8トリビュートについて

イタリアの自動車メーカー、フェラーリより2019年に登場したフェラーリの最新スポーツカー、フェラーリF8トリブート(Ferrari F8 Tributo)がレゴブロックで再現されたセットです。

ボディカラーは赤になっています。

レゴスピードチャンピオンシリーズは、今回のフェラーリF8トリブートと同時期に発売された2020年1月の新製品から、過去の製品と比べて全体的なサイズがひと回り大きく変更されているようです。

そのため、これまでのレゴスピードチャンピオンシリーズ製品のピース数は180から200前後だったのですが、このF8トリビュートのピース数は275となっています。単純計算で1.3から1.4倍くらいのボリュームですね。

モデル自体が大きくなっているので、これまでの製品ではデフォルメされていたサイドミラーや車内など細部が再現されるようになりました。

特に大きな変化としては、車内の空間が広くなり、これまではミニフィグ1体のみが乗せられる大きさだったのが、2体のミニフィグが横並びで乗せられる2シーターが再現されるようになっています!

なお、タイヤのパーツはこれまでと共通のもので、大きさなどは変わっていません。

フェラーリF8トリブート(実車)について

フェラーリF8トリブートは、2019年に登場したイタリアの自動車メーカー、フェラーリのスポーツカーです。

歴代最高出力のV型8気筒エンジンを持ち、0-100km/hの加速は2.9秒、0-200km/hの加速は7.8秒、最高速度は340km/hだそうです。うーん、340kmで走る車ってまったく想像がつきません。
(参考:https://www.ferrari.com/ja-JP/auto/f8-tributo

また、このフェラーリF8トリブートのデザインについては、過去からのV8エンジン車としての集大成や、オマージュが込められたスタイリングなどと言われています。

組み立てレビュー

それでは、さっそく組み立てていきます。

まずはミニフィグから。

今回付属しているミニフィグはアフロっぽい髪型でひげの男性です。フェラーリのTシャツ着てます。

表情は軽快な笑顔とやさしい真顔のダブルフェイス仕様になっています。

ミニフィグ用のヘッドアクセサリーとして、アフロのヘアパーツと、ヘルメットの2種類ありますので、付け替えることができますね。

また、ミニフィグ用にスパナ?のアクセサリが付属しています。

これまでレゴスピードチャンピオンシリーズには、三角コーンやデジタルタイマー、テレビカメラなど、レーシングカーやサーキットなどにまつわる小物パーツなどが付属していることが多いのですが、今回のフェラーリF8トリブートにはついていませんでした。

今回、2020年1月の同時期に発売されたレゴスピードチャンピオンシリーズ製品から車体の作りが少し変わっていて、構成ブロック数が多くなっているため、アクセサリなどは少なくなったのかもしれませんね。

ミニフィグを作ってテンションが上がってきたところで、フェラーリF8トリブートの車体を作っていきます。

車体の中心になる部分は専用パーツになっています。

この専用パーツですが、今回からのレゴスピードチャンピオンシリーズの特徴的な構造になっていました。

このパーツの幅は6ポッチなのですが、中央のくぼんだ所は0.5ポッチ分ずれていて「5ポッチ」の空間が作られています。この空間が奇数個のポッチ数になることで、2体のミニフィグを並べて配置できる2シーターの構造が限られた空間内で実現できるようになっています。

今回から2シーターの構造になっていたことは発売前のパッケージ写真などからわかっていたのですが、偶数ポッチの空間だとミニフィグの腕同士が干渉してしまうか、2ポッチ以上の隙間を空ける必要があるため、車内の配置がどうなっているのか気になるところでした。

ふたを開けてみればシンプルな答えですね。

リア部分をどんどん組み立てていきます。

ナンバープレートの左右あたりに位置する黒い部分(実車だとリアグリルかな?)は、赤いブロックに黒のプリントがされたものになっていました。

リアのエンジンルーム付近を組み立てていきます。

実車のフェラーリF8トリブートは車の後部にエンジンが配置されていて、エンジンルームをリアウィンドウ(ガラスではなくレキサン、という樹脂らしい)から覗くことができるのですが、レゴでも同じように半透明のパーツが使われています。

続いて車内を組み立てていきます。

下の画像で手に持っているのはセンターコンソールのパーツです。プリント部分はステッカーになっていました。

一般的にはシフトノブやサイドブレーキがあったり、ペットボトルを置いたりできるところなのですが、フェラーリF8トリブートの場合はセンターコンソールには大きなボタンのようなものがついているようです。ペットボトルは置けるんでしょうか。

そして、下の画像のような感じで、6ポッチ幅の車内のど真ん中に1ポッチ幅のセンターコンソールのブロックが配置されます。目から鱗です。

また、フロントグリル付近にはホームベース状の5角形のパーツが2枚使われているのですが、こちらも赤いブロックに黒いプリントがされたパーツになっていました。

インテリアが組みあがったところで、次はフロント部分をもりもり組み立てていきます。

ヘッドライト、フロントフェンダーのフェラーリエンブレム、リアのエンジンフードにある黒と赤の三角形の部分はステッカーになっていました。

ドア部分を組み立てていきますよ。

ドア部分のブロックは車体に固定されるため、開閉させることなどはできません。

サイドミラー、フロントガラスと天井部分を取り付けて車体がほぼ完成しました。あとはタイヤを取り付けて完成です。

タイヤのホイールは2種類のデザインから選べるようになっていました。どちらかお好みのものを選ぶことができますね。

最後に、タイヤを取り付けたらフェラーリF8トリブートの完成です!

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各パーツの解説など

まずは全体から。

カッコイイですね!

個人的には車体の後ろ側の複雑な曲線の再現がお気に入りです。

ステッカーでデザインを補っていますが、ステッカーなしでもレゴらしい説得力のあるデフォルメなので貼らなくても良いくらい。

サイドから。サイドミラー付近にある小さなフェラーリのエンブレムはステッカーではなくプリントされたブロックでした。

リアです。フェラーリのエンブレムとナンバープレートはステッカー(シール)になっています。

フロント部分もエンブレムもステッカーなのです。ステッカーだと長持ちするかの心配もありますし、やはりプリントの方が嬉しいですね。

車内はこんな感じになっています。

車幅は8ポッチの偶数幅なのですが、車内は0.5ポッチ分ずらした専用パーツになっていて、6ポッチの空間内にミニフィグ2体を並べて座らせることができます。

ミニフィグ2体を乗せるとこんな感じ。ミニフィグ同士が干渉しないように配置することができます。

車内のハンドル部分は6ポッチの土台に乗っているため、ミニフィグの配置からは0.5ポッチ分ずれています。

もともとこのハンドルパーツはミニフィグが両手で持てない大きさなので、0.5ポッチずれて配置されるようになったことで、ちょうどミニフィグの右腕にハンドルをつかませることができるようになりました。片手運転なので少しチャラく見えたりして。

そして、ちょっと気になったところですが、ミニフィグのヘルメットを付属しているアフロの髪型パーツに変えて乗せてみたところ、なんと頭が干渉して天井が乗せられませんでした。

ヘルメットに付け替えるとギリギリ、天井に頭が触れる状態ですがぴったりと天井を取り付けることができます。

組み立てを間違ってしまったのかと何度か見直してみたのですが、特にそれらしい様子がなく、結局髪パーツを付けたまま乗せることができませんでした。謎です。

フェラーリF8トリブートに乗るときはヘルメット着用必須、ということですかね?!

ドライバーのミニフィグには車を降りた時だけアフロになってもらおうと思います。

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旧セットとの比較

レゴスピードチャンピオンシリーズの旧セットと比較してみます。

ポルシェ(75895 1974 ポルシェ 911 ターボ 3.0)と並べてみたところです。

旧セットの車体が6ポッチ幅、車内は4ポッチ幅に対して、2020年1月新作セットでは車体が8ポッチ幅、車内が6ポッチ幅(5ポッチ配置)となっています。

並べてみるとかなりボリュームが違います。

ラ・フェラーリ(75899 ラ・フェラーリ)との比較です。ポルシェはもともとスリムでクラシカルなデザインなので、F8トリブートとの差が捉えにくいのですが、フェラーリ同士の比較だと大きさの変化がわかりやすいですね。

天井を外すとこんな感じです。

前後のタイヤの間隔(ホイールベース)が1ポッチ分延長されていて、車の幅が2ポッチ拡大、さらに車の先端(フロントノーズ)が1ポッチ分延長されています。

平面のサイズでいうと、フェラーリF8トリブートが8×20ポッチで、ラ・フェラーリが6×18です。

ひと回り大きくなったことで、他のレゴセットなどと並べて飾って違和感があるのではないかと少し心配でしたが、バランスも悪くありません。

まとめ

「レゴ スピードチャンピオン フェラーリF8トリビュート 76895」セットを、手持ちのレゴクリエーターエキスパートシリーズのモジュラービルディングの建物と並べて撮ってみました!

クラシックな街並みにも映える洗練されたデザインのスポーツカーだと思います。とても素敵です!

フェラーリ F8トリビュート単体だけで飾ってもかっこよくて映えるデザインなので、クルマ好きの方も納得のセットではないでしょうか。

今回レビューしたのは、「レゴ®スピードチャンピオン フェラーリF8トリビュート 76895」でした。

最後までお読みくださりありがとうございました。