レゴ「オスプレイ」の発売中止。軍事兵器のレゴ製品化に対する抗議活動を受け決定

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2020年8月に発売が予定されていた「レゴ テクニック ベル・ボーイング V-22 オスプレイ 42113」の発売が中止されたと海外のメディアが報じています。

これは、海外のレゴファンメディアに対してレゴグループが発信したとされる内容で、今回の判断はドイツの団体からの抗議行動を受けたものが一因とされています。

モデルとなった「オスプレイ」はベル・ヘリコプター社とボーイング・バートル社が開発した航空機で、レゴグループが今回製品化したモデルは捜索や救難活動などに使われる輸送用航空機としてデザインされたものでしたが、オスプレイ自体は軍事運用の色合いが強く認識されているため、今回の抗議に至ったと想定されます。

レゴグループはこれまでも実在する近代兵器や軍用車両などのセットを製品化しないという方針をとっており、改めてこのオスプレイについても同様に発売の取り下げを行う決定に至ったとレゴファンメディア(参考:promobricks.de)を通じたレゴグループ公式のコメントで述べられています。

現在、海外のレゴ公式サイトからは「レゴ テクニック ベル・ボーイング V-22 オスプレイ 42113」の製品情報にもアクセスできない状況となりました。

【7/22 23:15 海外の在庫販売の情報および日本国内の状況について追記、修正】

また海外メディアの追加情報にて、すでに出荷されている海外の一部小売店の在庫品に関してはその在庫限りの販売が行われる可能性や、今後同製品を再利用した製品の計画について示唆されています。

なお、日本レゴ公式サイトには該当製品の製品情報が掲載されている状況のため、日本国内での今後の取り扱いについては公式のアナウンスなどに注視が必要な状況となっています。

【7/23 23:50 追記】その後、日本レゴ公式サイトからも本製品の情報ページが削除されました。

発売中止は残念なお知らせですが、今回のレゴグループの決断はおそらく簡単な判断ではなかったと思われます。レゴグループの今回の重要な決定を尊重したいと思います。