ストーリー開発プラットフォーム「LEGO World Builder」発表!クリエイターやファンの企画が新たなレゴのコンテンツに

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LEGOグループとコンテンツ制作プラットフォームを提供するTongal社は、初めてのストーリー開発プラットフォームである「LEGO World Builder」を発表しました。

出典:The LEGO Group partners with Tongal to launch LEGO® World Builder, a first-of-its-kind platform for developing stories, shows and more - About us - LEGO.com US

この「LEGO World Builder」は、映像やショーイベントなどのアイデアについて、コンセプトアートや映像、詳細説明の提案資料などを公開して、その世界のストーリーやキャラクター、それらを取り巻くアイデアをレゴグループに向けて提案、構築することができるプラットフォームとのことです。

その提案内容に応じて、レゴグループはその提案アイデアを買い上げたり、他のファンやクリエイターたちと連携してそのストーリーの世界を開発できる仕組みが取られるとのことです。

「Tongal」は主に映像やストーリー制作者向けのクラウドソーシングを提供するサービスで、「LEGO World Builder」はTongal社との提携によって実現した新しいプラットフォームとなっており、18歳以上であれば誰でも参加することができます。

出典:LEGO® World Builder

このようなクラウド型のアイデア提案プラットフォームとしては「LEGO Ideas(レゴ アイデア)」がありますが、この「LEGO World Builder」について THE WALL STREET JOURNAL では、個別のレゴブロックの製品化ではなく、おもちゃのシリーズや映像コンテンツ、テーマパークでのアトラクションやショーなどの事業自体の調達や開発の拡大を目的としていると報じられています。

Tongal社とLEGOグループのパートナーシップは2012年からのもので、これまでもプラットフォームのベータテストなどを通じてクリエイティブコミュニティと連携して、YouTubeやNetflixで配信されている短編ビデオのコンテンツ制作などにも関わってきたとのことです。

また、「LEGO World Builder」ではレゴグループが持つ既存の知的財産(ニンジャゴーなど)と組み合わせたアイデアの提案も可能なため、社外の優れたアイデアを持つクリエイターやファンたちが知的財産に関する問題を回避しながらアイデアを届けることができる新たな機会となるとされています。

LEGOグループコンテンツ開発のシニアディレクターであるKeith Malone氏はニュースルームの発表にて、このコラボレーションにより次の「ニンジャゴー」や「LEGO Masters」が生まれてくることを願っています、とコメントしています。

LEGO World Builderサイトはこちら。(英語)

以下のレゴグループ公式サイトで今回のリリース詳細が公開されていますよ。(英語)

THE WALL STREET JOURNAL サイトのニュース記事はこちら。(英語)