「ゼッタイ押すなよ!」と言われると、つい、押してみたくなっちゃうのはなぜなんでしょう?
道端のごみのポイ捨て防止、募金やアンケートなどの協力、人の行動を「ついやりたくなってしまう」仕掛けで操る「仕掛け学」をテーマにしたドキュメンタリー番組が現在ネットで配信中です。
日本でただ一人の「仕掛学」の権威
「絶対!覗くな!!」の張り紙。
「是非!覗いてください♥」の張り紙。
そして、何も張り紙がされていない3つののぞき穴。どれを覗きますか?
配信中の番組は、CBCテレビ制作のドキュメンタリー「つい、人は…」という番組で、2018年11月にテレビ放映されたものオンライン配信版となっています。
番組では、おそらく日本でただ一人の「仕掛学」の権威*、大阪大学・松村教授のユニークな取り組みを題材としています。
つい、覗いてしまうのぞき穴。
そんな「ついやってしまう」日本や世界各地での仕掛けなどの例がたくさん紹介されます。
ごみの仕分けや吸い殻のポイ捨て防止、傘や自転車の盗難防止、階段とエスカレーターなど、ただ強制するのではなく、自然に行動がつながるような人の心を動かす仕組みがとても魅力的です。
レゴ(LEGO)で作られた「仕掛け」が登場
そして、番組ではいくつもの仕掛学による仕掛けがご紹介されるのですが、そのなかで紹介される実験のひとつとして、レゴ(LEGO)ブロックを使ったものがあります。
大阪大学の「大阪大学レゴ部(阪大レゴ部)」が作られたレゴを使った「ある仕掛け」とは?
ぜひ番組をご覧になってみてください。
この仕掛け学ですが、誰も不幸、不快にすることなく自然に行動を起こすことができる(もしくは行動を抑制できる)しかけのアイデア、考え方にとても魅力を感じました。
こちらの番組は、第56回ギャラクシー賞・奨励賞を受賞したとのことで、ご家族などでもご覧いただける、楽しめる内容になっていますよ。
番組は動画サービス「Locipo」で配信中!
このドキュメンタリー番組「つい、人は…」は、名古屋の民放4局による新しい動画・情報配信サービスである「Locipo(ロキポ)」で視聴することができます。
この「Locipo」の視聴はパソコンやスマホ、タブレットで無料で行うことができますよ。
またLicipoのモバイル版アプリもApp StoreやGoogle Playからダウンロード可能です。
なお、「Locipo」で「つい、人は…」の番組を検索するのがちょっと難しかったのですが、見つからない場合は「番組一覧」から「CBCテレビドキュメンタリー選」というリンクをまず探して、その先の一覧から辿ってみてください。
レゴの仕掛けが人の行動を変える、というレゴ好きにも嬉しい題材でとても勉強になりました。
気になる方はぜひLocipoをチェックしてみてください。
*https://locipo.jp/ の番組紹介より抜粋
*画像はニュースリリースより(CBCテレビ製作のドキュメンタリー番組「つい、人は…」が、名古屋の民放4局による新しい動画・情報配信サービス「Locipo」(ロキポ)に配信決定!|株式会社CBCテレビのプレスリリース)