レゴ®ブロックの対象年齢は、製品により異なっています。
子どもから大人まで幅広いファンがいるレゴ®ブロック。セットによって使われているブロックの構成も異なり、対象年齢によって組み立てやすさなども様々です。
レゴ ブロック製品の一番低い対象年齢は4歳からとなっています。
ここでは、初めてレゴ製品を選ぶパパママをはじめ、4才前後のお子さまへのレゴ ブロックを検討する方々に向けて、レゴ製品を選ぶ際の簡単なポイントについてご説明したいと思います。
「4+」とは?
- 「4+」は、4歳からを対象年齢としたレゴ ブロック製品です。
- 小さなお子様でも組み立て立てやすく遊びやすい工夫がされています。
- 通常のレゴ ブロックと同じく、お子さまの成長に応じて長く使える製品です。
4歳からのレゴ製品「レゴ®クラシック」と「4+」
4歳からのレゴ製品には大きく、「レゴ®クラシック」と呼ばれるテーマのレゴ製品と、「4+」という区分の製品があります。
レゴ クラシックシリーズ
レゴ クラシックシリーズは「アイデアボックス」や「アイデアパーツ」など、特定のモチーフを定めず好きなブロックを組み合わせて自由な想像力で組み立てる製品です。
製品は「レゴ®シティ」や「レゴ®フレンズ」「レゴ®ニンジャゴー」などのような特定の題材はなく、いろいろな色、いろいろな形をしたブロックの詰め合わせのようになっていて、お手本などを使用せずに自由に組み立てて遊ぶことができます。
ちなみに、説明書などが全くないわけではなく、セットに含まれるブロックを使った組み立てのガイドが付属しているものもあるので、お手本通りに組み立てて楽しみながら想像力を広げていくこともできます。
このレゴクラシックシリーズ製品は主に4歳から*を対象年齢とした製品となっています。(*一部例外製品あり)
レゴ クラシックシリーズの詳細については以下のページで解説していますので、詳しくはリンク先をご覧ください。
ここでは、4歳からのレゴ製品を選ぶためのもうひとつの製品区分「4+」についての解説に続きます。
はじめてのレゴ製品を選ぶ際はパッケージの「4+」をチェック!
「レゴ シティ」や「レゴ フレンズ」「レゴ ニンジャゴー」などのような特定の題材をテーマとしたレゴブロック製品には、4歳からのジュニア向けのセットとして「4+」という製品区分があります。
レゴ製品のパッケージ(外箱)には対象年齢の記載がありますが、この4歳から向けのレゴ製品には赤い丸で判りやすく「4+」と書かれたラベルがデザインされています。
この「4+」製品は、4歳からでも簡単に組み立てられる3のポイントがあります。
4歳からのジュニア向けレゴ「4+」製品の3つのポイント*
ひとつめのポイントは、大きめのパーツ。
レゴブロック製品の中でもより組み立てやすい。シンプルで大き目のブロックパーツで構成されたセットになっています。
組み立て手順もシンプルなので、まだまだ手先が器用ではないお子様でも、初めてレゴをひとりで遊ばせる際などにも安心できる要素のひとつになります。
ふたつめのポイントは、わかりやすい組み立て説明書。
もともと、レゴ製品の組み立て説明書は直感的で迷いにくい表現で作られていますが、この「4+」に付属している説明書はよりブロックの取り付け手順などのステップがわかりやすく、大きくて見やすい説明書になっています。
そして、みっつめのポイントは、小分けの袋。
こちらももともとのレゴ製品でも共通の工夫ではありますが、レゴ製品では組み立てるブロックがいくつかの小分けの袋にまとめられています。
この小分けの袋は、セットを組み立てる順番に沿って開けていくような作りになっているので、袋をひとつずつ開けながら、少しずつ組み立てていくことができます。
これらのポイントによって、お子さまがひとりで組み立ててもつまずきにくく、レゴをより楽しんで好きになるきっかけになるかもしれません。
また、親子で一緒に組み立てるときも、レゴに不慣れなパパママでも安心してお子さまと一緒に遊ぶことができると思います。
お子さまの成長に応じて長く使える
レゴ ブロックはすべて共通のブロック構造で組み立て、組み換えが行えるようになっています。
レゴ ブロック製品は幅広い対象年齢がある、とお話ししましたが、ブロック自体はどの対象年齢の製品にかかわらず、ブロック同士を組み合わせて遊ぶことができます。
今後、レゴ製品を買いそろえていく際にも、成長に合わせて組み合わせて使い続けることができますので、お子さまの成長に応じて遊びの幅も広がっていくと思います。
レゴ製品選びの注意点
レゴ製品のパッケージには対象年齢が記載されているので、そもそもはこの対象年齢の記載に注意して製品を選択すればよいのですが、製品選びの際に見落としてしまうことがあるのでご注意ください。
また、レゴ製品選びの際の追加ポイントですが、レゴ製品のパッケージの大きさは対象年齢とは関係がありません。
より小さい箱や袋に入った製品が組み立てやすく、対象年齢の低い製品とは限りません。
組み立て写真がシンプルで簡単に組み立てられそうに見えても、4才前後のお子さまでは組み立てが難しいものや、小さなパーツなどが含まれていることもあるのでご注意ください。
4+製品のパーツ構成や組み立て説明書など
前項では、レゴ4+製品の特長についてご紹介しましたが、こちらでは4+製品のパーツ構成や組み立て説明書などについて具体的に見ていきたいと思います。
4+製品のブロック構成
「4+」の製品は、大きなパーツで組み立てやすいことが特長となっています。
たとえば、「レゴ シティ 海の探検隊 小型潜水艦」の胴体部分のパーツには、このような形で大きな一体型のブロックが使われています。
こういう大き目のブロックは、手の小さいお子様や、細かい作業になれないお子様などでも掴みやすく、組み立てのときにも保持しやすいサイズだと感じます。
また、サメのフィギュアや宝箱などのアクセサリは、パーツが大きいだけでなく少ないパーツ構成でそれぞれが完成するため、手順を追って組み立てていく中でも段階的に達成感を得ることができ、お子さまが飽きにくく楽しみながら組み立てを進めることができると思います。
なお、注意点として、「4+」のレゴセットは大きめのパーツで構成されていますが、「小さい部品が無い」というわけではないようです。(小さいパーツが複数あります)
ですので、お子さまが小さい部品などを口に入れてしまう恐れなどがある場合はご注意ください。
組み立て説明書
説明書も、「4+」は特にわかりやすく記載されています。
対象年齢の高い組み立て説明書では、左右対称の構造などがシンプルに要約されて表現されることもありますが、この「4+」の組み立て説明書は、ひとつひとつのブロックの取り付け方が省略されず、すべての手順がわかるように丁寧に書かれています。
レゴ ブロック製品のマニュアルは、もともと言葉での説明がなく見ただけで作業手順が理解できるように洗練されたデザインになっていますが、「4+」製品のマニュアルはさらに内容がかみ砕かれており、読み手の迷いを可能な限り抑えようとしていることがわかります。
とても見やすく、小さいお子様にも伝わりやすいと思える組み立て説明書です。
はじめてのお子さまへの「レゴ4+」について
この年頃のお子さまは、手先の器用さなどもお子さまそれぞれだと思います。
「4+」製品には大きなパーツが用意されており、小さいパーツ同士を組み合わせるような器用さを要求される作業が一部に限られています。
また、宝箱やサメのようなアクセサリや人形のパーツなども大きめのパーツ同士を組み合わせて作る構造になっているので、これらの組み立ても非常にシンプルです。
仮にお子様がひとりで全部組み立てるのが難しい場合でも、大きいパーツを組み合わせるような簡単な手順がきちんと用意されているので、細かい部分を大人の方にサポートしてもらうような形であっても、お子さまにも達成感が得られるような工夫を感じます。
むしろ、そういったお子さまとのコミュニケーションを中心に作り上げることができるレゴ製品として、お子さま一人で組み立てても、大人と一緒に遊んでも、ブロック遊びの楽しみがわかるセットとなっていると思いました。
はじめてのレゴにぴったりの製品だと思います。
ここまでお読みくださりありがとうございました。
この情報がお子様とのこれからのコミュニケーションのヒントや、レゴブロックとの新たな出会いに繋がることを願っています。
またもし、この記事を参考にレゴに触れたお子様などがいらっしゃれば、ぜひTwitterなどでシェアしていただけると嬉しいです!
次ページでは、2020年最新のレゴ製品カタログから「4+」のおすすめレゴ製品をご紹介しています。
*各項目はレゴ製品カタログ冊子記載の内容を参考に当サイトにて書き起こし。