バンダイ災害時こども応援活動の開始を発表。セーブ・ザ・チルドレンと協力し、子どもの心のケアを目的におもちゃを開発

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株式会社バンダイ(以下バンダイ)は、災害時の子ども支援や、おもちゃを通じた心のケアと、防災時の心得等の啓発目的としたサステナビリティ活動を開始することを発表しました。

災害の現場で求められる適切な支援や防災の啓発を実施するため、子ども支援活動の専門家である公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン協力のもと、 被災地のニーズに関する情報や、支援の内容に関するアドバイス・サポートを受け準備を進めていることが説明されました。

©BANDAI

バンダイは長年おもちゃの企画・製造を行ってきたノウハウなどを生かし、予期せぬ災害により不安や困難に晒される子どもたちが少しでも早く笑顔を取り戻すための支援活動や防災の啓発活動を、被災地支援を行っている団体や各自治体と協力し継続的に行っていくことが説明されました。

活動実績についても同時に発表。まずはセーブ・ザ・チルドレンが災害発生時に支援品として現地に届ける「緊急子ども用キット(※)」に、バンダイオリジナルの「避難生活下でも遊べるおもちゃ」を企画・製造し、同梱して提供される。また今後は、被災地の状況やニーズを確認しつつ、現地受け入れが可能な場合には、セーブ・ザ・チルドレンが被災地で行う支援活動「こどもひろば」とともに、「ガシャポン®」の自販機を積んだ「ガシャポントラック」の派遣を検討しているため、オリジナルのおもちゃはカプセルトイとして企画されている。

(※)セーブ・ザ・チルドレン「緊急子ども用キット」について
セーブ・ザ・チルドレンは、緊急時の子どもの基本的ニーズを守るために、衛生用品と防災用ホイッスル、文具などが入った「緊急子ども用キット」を準備して備蓄しています。過去の災害支援活動を通して、避難所が開設されても、子どものニーズに特化した物資が揃うまでには時間がかかることから、セーブ・ザ・チルドレンでは平時から「緊急子ども用キット」を準備し、初動支援で必要な子どもたちへ提供しています。
2022年7月以降に提供される「緊急子ども用キット」には、避難先で子どもが必要になる衛生用品に加え、避難所などの限られたスペースの中でも子どもが遊べるよう、折り紙やトランプなども入れています。今回、バンダイの子ども支援活動への想いと合致し、バンダイがオリジナルで企画・製造したおもちゃも同梱する運びとなりました。セーブ・ザ・チルドレンの長年の国内緊急対応活動から得た知見によるアドバイスを基に、バンダイが企画・製造したおもちゃが同梱された「緊急子ども用キット」は、今後、災害時に必要な子どもたちへ提供される予定です。

▲「緊急子ども用キット」イメ―ジ

【バンダイの支援品について】
避難生活の中で、子どもに寄り添う「話し相手」、「仲間」として子どもたちに安らぎを与えられるよう、オリジナルキャラクターを用いた2つのおもちゃが企画されています。

1 空気ビニール人形
空気を入れて膨らませて遊ぶ人形です。狭い避難所生活の空間でも空気を抜けば邪魔にならず、クッション性もあるため安心して遊んでいただけます。(全長約 27cm)

2 スクイーズ人形
手のひらサイズで場所を取らずに遊べ、ぎゅっと握ることでストレス解消にもなる柔らかさの人形です。(直径約 6cm)

オリジナルキャラクター「おとどけ!コロコロパワーズ!」

子どもたちを応援するために生まれたバンダイオリジナルのキャラクターです。古来より「幸せを呼ぶ」などとして親しまれている「いきもの」をモチーフにしました。ガシャポンのカプセルを身にまとい、「カプセルを閉じて身を守り、転んでも起き上がることができるように」という思いが込められています。コロコロパワーズ!は、バンダイの「防災ナビゲートキャラクター」として、災害時の対応などを子どもたちにわかりやすく伝える存在として登場。

▲「おとどけ!コロコロパワーズ!」左から かえる 、ねこ、 いぬ、うさぎ、 ふくろう、しか 、てんとうむし

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンご担当者 赤坂 美幸氏は、「災害の影響を受けた子どもにとって「 遊び 」は、日常を取り戻し、健全な心身の発達とこころの安定、子どもの潜在能力の促進をサポートするために重要であり、長期的に見てもその意義は大きいと考えます。」とコメントされています。

※本内容は 2022年4月25日時点のものであり、予告なく変更される場合があります。

  • Source : バンダイ株式会社

関連リンク:
株式会社バンダイ公式サイト
Amazon.co.jp:バンダイのおもちゃストア