『ハローキティ』初のハリウッド映画の監督が決定。実写とアニメのハイブリッド作品として世界へ

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この記事は株式会社サンリオにより配信されたプレスリリース/ニュースリリースです。
Ⓒ 2021 SANRIO CO.,LTD.

株式会社サンリオ(本社:東京都品川区、社長:辻󠄀 朋邦、以下サンリオ)とワーナー ブラザース ジャパン合同会社(本社:東京都港区、社長兼日本代表:高橋雅美)は、このたびハローキティはじめサンリオキャラクター初のハリウッド映画(タイトル未定)の監督に米アニメ界で高い評価を得ている期待の二人、ジェニファー・コイル(Jennifer Coyle)とレオ・マツダ(Leo Matsuda)が共同監督として決定したことを発表いたします。本映画は米ワーナー・ブラザース・エンターテイメント・グループのニュー・ライン・シネマ社とプロデューサーのボー・フリン(Beau Flynn)率いるフリン・ピクチャー社が企画をすすめてきているもので、ワールドワイドに公開するハローキティ初の劇場用長編映画となります。そして実写とアニメのハイブリッド作品となることも決定いたしました。

今回共同監督となる二人は非常に評判が高く人気がある多くのアニメ映画・テレビシリーズで長年にわたり活躍してきました。数十人ものトップクラスの監督候補の中から選ばれた二人は、この映画がメジャーな長編初監督作品となります。󠄀

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ジェニファー・コイル

コイル監督は最近では動画配信サービスHBO Maxの話題のアニメ『Harley Quinn(原題)』シリーズの監修を務めており、大ヒットアニメシリーズ『Bob'’s Burgers(原題)』のうち6シーズンで監督を担ってきました。初期には『King of the Hill(原題)』『スペクタキュラー・スパイダーマン』といった人気テレビアニメにも携わってきました。

ジェニファー・コイル PHOTO Andrew Marlin

ジェニファー・コイル本人コメント
「マツダ氏と共に監督に起用されたことを非常に嬉しく思っています。これは人気キャラクターに息を吹き込み、ハローキティが代表する愛、友情そして共生というメッセージを広める貴重な機会でもあります。キティならではのもたらす喜びと幸せをまさに世界が必要としています。大きな笑顔をもたらす大きな仕事になりますが、フリン・ピクチャー社とニュー・ライン・シネマ社の仕事に関わることができることを非常に光栄に思っています。」

レオ・マツダ

日系ブラジル人のマツダ監督のデビュー作はディズニーのハートフルな短編アニメ『インナー・ワーキング』で『モアナと伝説の海』と併映され、2017年第89回米アカデミー賞短編アニメーション部門の最終選考作品に選ばれました。彼はウォルト・ディズニー・アニメーションでキャリアをスタートさせ、大ヒット作『ベイマックス』『ズートピア』『シュガー・ラッシュ:オンライン』、最近ではドリームワークス・アニメーションの『スノーベイビー』などの映画に携わっています。

レオ・マツダ PHOTO Peter Lefevre Photography

レオ・マツダ本人コメント
「日系ブラジル人として小さい時から遊び心に富んだハローキティに囲まれていて、個性の大切さを教わりました。コイル氏と共にフリン・ピクチャー社、ニュー・ライン・シネマ社と一緒に世界的に愛されているキャラクターに関わる素晴らしい機会に恵まれ、そのサンリオキャラクターのストーリーをさらに発展させることができることを本当に嬉しく思います。」

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ニュー・ライン・シネマ社(New Line Cinema)

ニュー・ライン・シネマ社は半世紀以上にわたり、革新性と独創性を背景に世界中の主流な観客、そしてニッチな観客ともに共鳴できるヒット作映画を製作するという輝かしい歴史を歩み、2008年からは米ワーナー・ブラザース・エンターテイメントの傘下に入りました。アカデミー賞を受賞した『ロード・オブ・ザ・リング』と『ホビット』の三部作はそれぞれが世界で30億ドル近くの興行収入をあげており、2021年には下記の作品の公開が予定されています。
『Mortal Kombat(原題)』『Those Who Wish Me Dead(原題)』『The Conjuring: The Devil Made Me Do It(原題)』『Malignant(原題)』『The Many Saints of Newark(原題)』など。同社のリチャード・ブレナー(Richard Brener)、シリア・コン(Celia Khong)、ポーリナ・サスマン(Paulina Sussman)が本映画を監修します。

ニュー・ライン・シネマ社
リチャード・ブレナー (Richard Brener)
プレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサー コメント

「私たちは、サンリオと同社辻信太郎会長が40年以上かけて作り上げてきたハローキティを始めとする忘れがたいサンリオキャラクターたちと深いつながりを持っているコイル氏とマツダ氏の両監督が、創像力、才能、そして心で、このハローキティの世界を映画を通して活かせることができるのを非常に幸運に思っています。」

脚本

本映画の脚本は女性脚本家チーム「ノウン・ユニバース」のリンジー・ビア(Lindsey Beer)。「ノウン・ユニバース」はエグゼクティブ・プロデュースも務めます。

フリン・ピクチャー社(FlynnPictureCo.)

同社は現在、ドウェイン・ジョンソンとエミリー・ブランドが主演するジャウム・コレット=セラ監督のディズニー映画『ジャングル・クルーズ』の公開を2021年に予定しています。またNetflixのローソン・マーシャル・サーバー監督、ドウェイン・ジョンソン、ライアン・レイノルズ、ガル・ギャドット共演の『RED NOTICE(原題)』も撮影が終わっています。今春には同じくドウェイン・ジョンソン主演のニュー・ライン・シネマ社とDCの『Black Adam(原題)』の撮影が開始される予定です。

同社のシャネル・ボウリング(Chanel Bowling)が今回の映画の製作進行統括を務めます。

本映画は全世界の子供から大人まで男女を問わず楽しんでいただける作品を目指しています。公開時期は現時点では未定です。

ハローキティ

1974年にサンリオが生みだし、翌1975年に最初の商品を発売。1976年にはサンリオの米国進出に伴い、海外での商品販売をスタート。これまで日本国内での劇場映画、テレビアニメ等のほか米国企業製作によるテレビアニメシリーズ放送(1987年)の例がある。現在130の国と地域で年間約5万種類の商品が販売されている。