レゴ®ミニフィギュア(通称:ミニフィグ)には、足の長さが異なる3種類が存在しています。(※2020年10月現在)
「レゴ®ハリー・ポッター」シリーズでは、ハリーの子ども時代から成長して大人になっていく成長過程で、さまざまなシーンを再現したレゴ®ブロック製品が発売されています。
足の長さが異なるミニフィグはレゴ ブロック製品の中でも多く登場していますが、このレゴ ハリー・ポッターシリーズは、共通のキャラクターがそれぞれの年代でミニフィグとしてデザインされている珍しい例で、パーツの組み合わせや顔の表情など、それぞれの年代に合わせた表現の違いなどがよくわかるものとなっています。
そこで、今回はこのレゴ ハリー・ポッターシリーズのミニフィグを使って、ミニフィグの脚の長さについての比較解説をしてみたいと思います。
レゴ ミニフィギュア ハリー・ポッター シリーズ2 71028 に含まれている足の長さ3種類について
こちらは「レゴ ミニフィギュア ハリー・ポッター シリーズ2 71028」(2020年9月1日発売)に含まれていたミニフィギュアです。
足の長さの違いがわかるでしょうか?
単独で見てみると、大人サイズと中間サイズはそれぞれ前後に足を動かすことができるようになっていて、パッと見ただけでは気付きにくいかもしれません。
左:グリップフック 中央:ネビル 右:ハーマイオニー
左のグリップフックは子供ではないのですが、小さな種族のゴブリンなので、足が短いレッグになっていました。後ろから見ると長さの違いが分かりやすいですね。
足部分のパーツだけを並べてみると、違いは一目瞭然です。
ミニフィグの足の長さ3種類の違いと特徴について
ミニフィグの足の長さ3種類には、以下の違いと特徴が確認できます。
短いサイズ(Legs Short):ショートサイズのレッグです。足を動かすことは不可なタイプです。小さな子供から、ゴブリン、トロールズなど背の低いキャラクターに主に採用されています。
中間の長さのサイズ(Midium Legs / Hips and Medium Legs):中間(ミディアム)サイズのレッグです。足の角度を変えられるので座らせたり動きをつけることが可能。ハリーポッターやストレンジャーシングスなど中学生くらいの若い学生やキャラクターを中心に採用されています。また、レゴモンキーキッドのピグシー(豚)にもこの足の長さが使われています。
通常サイズ(Legs / Hips and Legs):通常の長さのレッグです。足の角度を変えられるので座らせたり動きをつけることが可能。大人を中心に採用されているサイズです。
※中間サイズは足の長さが通常サイズより短く、座らせたときに上半身が少しだけ前に来るため、組み立てたモデルによってはブロックの干渉があるかもしれません。
特に、レゴ ハリー・ポッターシリーズでは主役のハリーポッターを中心に、子供から大人サイズになるまでの映画シーンが再現されたレゴブロックセットが発売されていますので、成長過程で3種類のサイズが異なるミニフィグが揃っていて比較がしやすいですね。
ハリー・ポッターのミニフィグのデザインを比較
改めて、レゴ ハリー・ポッターのミニフィグ3種類を使って、デザインを比較してみたいと思います。
まず、こちらは「レゴ ハリー・ポッター ホウキのふくろう便 ミニセット 30420」セットに付属していたミニフィグです。ホグワーツ魔法魔術学校の制服を着た子供サイズになっています。
そして、さらに足の長さが異なるハリー・ポッターの2種類です。
左:「レゴミニフィギュア ハリー・ポッター シリーズ2 71028」のハリー・ポッター
右:「レゴ ミニフィギュア 「ハリー・ポッター」&「ファンタスティック・ビースト」 シリーズ1 71022」のハリー・ポッター
レゴ ハリー・ポッター シリーズのセットで確認してみると、例えば映画シリーズのハリー・ポッターと死の秘宝 Part1とPart2(17〜18歳の設定)の時には、大人サイズのレッグパーツが使われています。
このように、ハリーの子供の頃からの成長過程でミニフィグのサイズを比較してみるとはっきりと違いが分かりやすく、左から順に少しずつ足の長さが長くなっています。
中間サイズのレッグの長さはカタログ写真や商品パッケージなどだけを見てもちょっと区別がつきにくいかもしれません。
また、ハリー・ポッターの場合はヘッドパーツの表情や、ヘアパーツの髪型なども成長による変化が表現されていて、ハリー・ポッターシリーズのようにキャストと共に成長して変化していく姿がミニフィグでもよく再現されているのは素晴らしいと思います。
映画のどのシーンや年代が再現されたセットかによって、ミニフィグにも違いをもたせているのは楽しいポイントです。
以上、今回はミニフィギュア(ミニフィグ)の3種類のサイズを比較してみました。
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最後までお読みくださりありがとうございました。