レゴ®ウォッチの電池が切れてしまったので、電池交換をしました。
これまでにも何度かレゴ ウォッチの電池交換を行っているのですが、その中でレゴ ウォッチの電池交換をする際の作業手順や必要な道具、気を付けたほうがいい注意点、使用する電池の種類など、今回こちらでレゴ ウォッチの電池交換のポイントをまとめました。
レゴ ウォッチについて
レゴ®(LEGO®)ウォッチはレゴグループが販売する製品シリーズのひとつで、レゴ(LEGO)ブロックやキャラクターなどをモチーフとした腕時計の製品です。
レゴ ウォッチの特徴ですが、一般的なレゴ ブロックと同じく、時計を動かすための一部の内部構造を除くほとんどのパーツがプラスチックで作られています。
腕時計のベルト(バンド)部分もプラスチックでできており、ベルトの取り付けや長さの変更はこのプラスチックパーツのつけ外しで行えます。
金属製の時計だと、金属アレルギーなどで持ち歩くことができない方などもいらっしゃるかと思いますが、レゴ ウオッチは日常的に肌に触れる部分がすべてプラスチックでできているので、お子さまのほか金属製のアクセサリなどでお肌が気になる方でも利用できる点がポイントです。
私も軽い金属アレルギーで金属製の腕時計が苦手だったため、プラスチック製のレゴ ウォッチを使用していました。
レゴというと子ども向けの原色系の派手なイメージが強いかもしれませんが、ブラックカラーの落ち着いた色合いの製品などもあります。
また複数のレゴ ウォッチ同士でパーツを組み合わせてワンポイントのアクセントなどもアレンジできるので、大人の方でもちょっとしたこだわりのアクセサリっぽく扱うこともできるのではないかと思います。
ベルトの長さが自由に変更できるため、ベルトを短くして小さなお子様につけることはもちろん、大人の手首でも十分な長さがあり問題なくつけることができますよ。
一般的なレゴ ブロックだけでなく、レゴ®スターウォーズやレゴ®ハリーポッターなど、人気作品などとのコラボ製品もラインナップされているため、レゴ ファンだけでなく、スターウォーズやハリーポッターなどのファンのコレクションやプレゼントにもオススメできる製品です。
電池交換するレゴ ウオッチ腕時計
今回電池交換をしたのは以下の2つの腕時計です。
長年使っているレゴ ウオッチで、以前にもブログ記事で紹介したことがある2種類です。
Alpha Team
Mars
いずれも現在は廃盤になってしまったレゴ時計なのですが、現役で使ってます。
Marsは14年間ほど、Alpha Teamは覚えてないのですが10年くらいは経っていると思います。
さすがにボロなのですが、壊れるまでは使いたい時計です。
レゴ ウオッチの電池交換を行う際の注意点
レゴ ウォッチの電池交換の際に、まずは裏蓋を開ける必要があるのですが、このレゴ ウオッチの裏蓋を開ける際には注意が必要です。
レゴ ウォッチの裏側を見ると、裏蓋(丸いプレート)が組み合わされており、このプレートはネジなどを使用せずに取り外すことができます。
プレートの円周を見ていただくと、ツメが引っかかるような隙間がついているモデルもあります。(製品や製造時期?によって隙間があるものとないものがあるようです。)
レゴ ウオッチの電池交換に金属製工具の使用は注意!
このプレートを取り外すためには裏蓋のプレートと本体のわずかな隙間にマイナスドライバー(精密ドライバー)などの薄い工具を使って持ち上げる必要があるのですが、この際に金属製の工具を使ってしまうと、プラスチックのパーツを傷つけてしまったり、場合によってはプラスチックのパーツを破損してしまう可能性があります。
(後述しますが、私は金属製の工具を使って失敗してしまいました。)
そのため、開ける際に使う工具は、プラスチックでできた柔らかめの工具を使うことがおすすめです。
時計専用の工具だと金属製のものが多いのですが、最近ではスマホの電池交換などのための本体分解用に「ケースオープナー」と呼ばれるプラスチック製の工具があり、これがレゴ ウオッチにも使えます。
先が薄くてやわらかめのプラスチックでできた工具のため、レゴ ウオッチの本体をできるだけ傷つけたくない方は参考にしてください。
(私も後日スマホ用のケースオープナーを入手しました。)
レゴ ウオッチの防水機能や保証について
裏蓋を開けたところです。
私が今回電池替えしたものは、どちらも裏蓋を精密ドライバーなどの器具を使ってパカッと開ける単純なタイプです。
そのため、開ける際に器具がぶつかったりするなどで割れたり欠けたりしやすいと思います。
レゴ ウォッチは裏蓋もプラスチックで作られているので、この時に気をつけて裏蓋を開けないと割れてしまいます!
自分で電池交換をする場合は、プラスチックの裏蓋やその周辺の部品などが割れたり傷ついたりすることがあることを覚悟して自己責任で行いましょう。
どうしても心配であればプロに頼みましょう。私も以前は時計屋さんでお願いしていました。
時計屋さんなどに電池交換をおねがいすると作業工賃も必要になりますが、プロの腕は確かですし、大切なレゴ ウオッチであれば安心してお願いすることができると思います。
また、防水機能があるものは自分で分解したり電池交換をした場合に保証がなくなると思うのでお気を付けください。 防水効果のチェックをしてくれる時計屋さんもあるようなので、時計屋さんにお願いする際には問い合わせて確認してみるとよいと思います。
保証期間中に電池が切れることは少ないとは思いますが、レゴ ウオッチの製品保証期間中であればメーカーへの依頼が確実です。
実は、今回交換したMars は30メートル防水付きのレゴウオッチです。以前この時計を付けたまま海で泳いでしまったことがあるのですが、その後も全く問題なく動作している優秀な時計です!
レゴ ウオッチの電池交換での失敗例
実際、電池交換の際に失敗してプラスチックのパーツが割れてしまった時計もあります。
プラスチックのパーツが割れてしまったのはレゴ ウオッチ「Make and Create 4250341」 というモデルです。
実はこのレゴ ウォッチ時計は2個買って壊れたのが2回。
お気に入りのレゴ ウォッチだったので同じモデルを買い直して使っていたのですが、2個とも壊れてしまいました。
1個目は日常的に使用中していたところ、腕時計を腕に留める部分(留め具/バックル)のパーツが割れてしまい取り付けができなくなり、そして2個目は電池交換の時に裏蓋を開けようとしたら、裏蓋と本体側のはめる部分がくっついたまま、本体の円周のプラスチック部分がバリッと引き剥がされるように割れてしまいました。
2個目の電池交換の際には金属製の工具を使ってしまったせいもあるのですが、他のレゴ ウォッチの電池交換のサイト比較しても小さな力をかけた段階で砕けるように割れてしまったため、開け方だけの問題だけではなくどちらかというとプラスチック素材の劣化も原因としてあるようでした。
プラスチックは熱や日光で劣化してしまうため、どうしても製造から年月が経ってしまったレゴ ウォッチ(を含むプラスチック製品全般)は壊れやすくなってしまうみたいです。
ただ、長く使っているレゴ ウォッチの中でもプラスチックに割れが発生したのはこのモデルだけだったため、プラスチック素材の強度などもレゴ ウォッチのモデルによって多少ばらつきがあるような印象です。
いずれにしても、レゴウォッチの裏蓋を開ける際は細心の注意をはらって作業を行うことが重要かと思います。
レゴ ウォッチ用の電池の型番
レゴ ウォッチは電池式の腕時計なので、本体の中にはボタン型電池(コイン型電池、マメ電池)が入っています。
ボタン電池には複数の大きさ、厚み、電圧などの違う種類があるため、電池交換をする前にボタン電池の種類を確認する必要があります。
ボタン電池には裏表があり、平らな面が正極(プラス/+)、円周上に溝があり丸みを帯びた面が負極(マイナス/-)となっています。このボタン電池の表面を見ると、アルファベットと数字の組み合わせの規格名(型番)がかかれています。
私が所有するレゴ ウォッチにはどちらも「SR626SW」という規格名のボタン電池が入っていました。
基本的にレゴ ウォッチで共通で使用されている電池はこのSR626SWという種類が適合します。
なお、このボタン電池(コイン型電池、マメ電池)につけられた「SR626SW」などの共通の規格名は、電池の大きさ(直径、厚み)や電圧などを基準に国際規格で定められたもののため、どのメーカーの電池であっても同じ品番であれば問題なく使うことができます。
今回のSR626SW電池は近くのイオンと電気屋さんに売っていたパナソニック製のボタン電池を購入しました。
過去にレゴ ウォッチの電池交換をした際は近所のお店で同じ規格のボタン電池が手に入らなかったので、ネット通販で購入しました。そのとき届いたのはソニー製の海外版だったと思います。もちろん問題なく動作しています。
レゴ ウォッチからボタン電池を外すときの注意
レゴ ウォッチに入っているボタン電池ですが、本体の内側にある金属製のパーツに挟まるような形で固定されています。
レゴ ウォッチからボタン電池を外すには、指先などでつまんで外すにはボタン自体が小さく難しいため、細長いもので引っかけて外すようにしましょう。
ここでも金属製の工具で電池付近を触る際に誤って周囲の部品や回路、電池などを破損してしまう危険性もあるので、できるだけ金属製の工具の利用は避けたほうが良いと思います。
上記でもご紹介したスマホ向けのケースオープナーの中にはプラスチック製の細長い工具がセットになったものもあるので、同じようなプラスチック製の工具があれば便利です。
また、もし手元にプラスチック製の工具がなければ、キッチン用などで使われる爪楊枝や竹串などであれば電気を通さず、本体のプラスチックに傷も付けにくく電池を取り出すことができるのでオススメです。
この爪楊枝などをつかって電池の端っこを引っかけて古い電池を取り外し、新しい電池に入れ替えれば完了です!
今回は2つとも無事に電池交換でき、時を刻み始めて安心しました。
以上、レゴ ウォッチの電池交換のお話でした。
みなさまの電池交換の参考になれば嬉しいです。