【レビュー】大人向けのレゴ(R)ボタニカルコレクション「フラワーブーケ 10280」

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美しいデザインの花束や盆栽がレゴ®ブロックで再現された大人向けのボタニカル・コレクション

レゴ®ボタニカルコレクションは、2021年1月1日より全国のレゴ®ブロック製品取り扱い店やオンラインストアにて新発売されました。インテリアや癒しのアイテムとしてもぴったりの大人向けシリーズです。

そして、このボタニカルコレクションのひとつ「レゴ®フラワーブーケ 10280」セットは、美しい花束がレゴ ブロックで再現された製品。

本記事では、「レゴ フラワーブーケ 10280」セットについて、組み立てた感想やパーツ、全体はもちろん、個別のフラワーやグリーンのレビュー、花瓶サイズのポイントなどをレビューしていきます。

レゴ ボタニカルコレクション 製品ラインナップ

レゴ ボタニカルコレクションは、レゴ ブロックのピースを使い、美しいデザインの植物を作り上げることができる大人向けのレゴ製品。

洗練されたデザインの盆栽や花束をリアルに再現されたモデルは、組み立てた後に自宅でインテリアとして飾ることができるほか、友人や家族へのユニークなプレゼントなどにもぴったりのアイテムです。

また、このフラワーブーケと盆栽のボタニカルコレクションには、サトウキビを原料とする持続可能な植物由来プラスチック製のパーツが含まれています。

2021年1月に日本で新発売されたレゴボタニカルコレクションのラインナップは、以下の2種類です。

1. レゴ フラワーブーケ 10280

レゴ(LEGO) フラワーブーケ 10280(Amazon)

「レゴ フラワーブーケ 10280」セットは、美しいレゴの花束をつくることができる大人向けの製品です。
※詳細は、後述のレビューを参照

2. レゴ 盆栽 10281

レゴ(LEGO) 盆栽 10281(Amazon)

「レゴ 盆栽 10281」セットは、盆栽がレゴ ブロックで再現された大人向けの製品です。
盆栽は長方形の鉢に植えられ、木製風の花台に乗せられた本格的なデザインで和の趣のある盆栽が再現されている。また、盆栽は常緑樹のほか花が咲く桜の木に組み替えて2種類の姿を楽しむことができます。

本記事では、「レゴ フラワーブーケ 10280」セットについて、組み立てた感想やパーツ、全体と個別のフラワーやグリーンのレビュー、花瓶サイズのポイントなどをレビューしていきます。

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「レゴ フラワーブーケ 10280」レビュー

フラワーブーケ セット概要

レゴ ボタニカル フラワーブーケ 10280
レゴ ボタニカル フラワーブーケ 10280

レゴ®フラワーブーケ 10280(LEGO®Flower Bouquet 10280)

型番:10280 ピース数:756
対象年齢:18歳以上

「レゴ フラワーブーケ 10280」セットは、本物の植物のような美しい花束をつくることができる大人向けのレゴ製品。

バラ、キンギョソウ、ポピー、アスター、ヒナギク、ラベンダー、ススキの草花などがモチーフとして再現されており、花と葉を組み合わせて、茎の長さを調整して部屋に合わせたアレンジが可能です。

フラワーブーケ全体 レビュー

本セットには、大人向けの洗練された黒いパッケージデザインが採用されています。組み立て説明書についても黒を基調としたシックなフルカラーの説明書となっており、大人の創る意欲を高める、洗練された大人向けの説明書となっています。

ボタニカル フラワーブーケ 10280

図解で分かりやすい組み立て説明書が付属しているので、組み立てに迷うことはありませんでした。「レゴ ブロックはずし」がセットに付属しており、その他道具なども用意する必要もないので、レゴ愛好家の方から初めて手に触れる方まで、取り組みやすいセットになっています。

黙々と、レゴ ブロックで表現された美しい草花を作る時間に没頭すること約2時間。計15本の草花を作り上げることができました。

1つ1つの草花の再現度が高く、茎には直線のものと角度が付いたものの2種類があります。

花瓶に飾ることを考えると、花軸に角度が少し付くことにより、草花に自然な表情がつきます。上だけを真っすぐに向いている花だけのものと比べると、フラワーアレンジメントのデザインを考えたときにも左右に広がりが生まれます。

また、バラやキンギョソウなど一部の花軸には、左右の位置を調整できる葉が付いています。花にも葉が再現されていることでよりリアルな花として再現されています。

草花の茎の長さは、花瓶の大きさや用途に応じて調節することができます。花軸となるパーツに追加の軸パーツを付け外しすることで調整できるもの(下図:左)と、茎の長さを自由自在に調整できるもの(下図:右)と2種類があります。

目安として、キンギョソウのまっすぐな茎は、高さ36cm以上あります。

組み立てた草花の数は、バラ、キンギョソウ、ポピー、アスター、ヒナギク、ラベンダー、ススキ含む2種の葉物の8種類、計15本となります。

無造作に並べただけで、色鮮やかな花やグリーンは本物の植物のように、色合いや形が緻密にデザインされていることを感じるフラワーブーケです。

以下からは、一つ一つのフラワーやグリーンを画像を中心に紹介します。

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バラ

ピンクベージュのようなカラーのやさしい色合いで、バラの花が美しく再現されています。

茎には直線のものと角度が付いたものの2種類があります。バラは、茎が直線のもの1本、角度が付いたもの2本の計3本となっています。

バラには棘があり、葉はグラデーション彩色となっており美しい色合いが再現されています。バラの葉は、よく見ると他セットに使われている"プテラノドン"の羽パーツが応用されて葉が表現されていることにも驚かされます。

本セットの中では、バラが最も多い本数で入っており、フラワーブーケの主役ともいえます。

バラは花びらや葉、棘までも細部まで再現されており、この1種類だけで飾っても華やかなフラワーとして部屋を明るく彩ってくれるモデルです。

キンギョソウ

キンギョソウの花の色はピンクを基調として、大きな花から小さな花、蕾までと少しずつ色合いが変化していく様がリアルに再現されています。濃いピンクカラーがフラワーブーケのアクセントとなっています。

茎は、直線のもの1本、角度が付いたもの1本の計2本となっています。

また、回転して位置を調整できる葉が付いています。キンギョソウの花と同様に葉が付くことでよりリアルな花として表現されています。

ヒナギク

ヒナギク(デージー)は2本あり、どちらも直線の茎となっています。

花の色はホワイトの花びらに、中心部分は鮮やかなイエローで、フラワーブーケにさわやかな明るい色合いを加えてくれます。1本の花軸に、3つの花が付いています。

小さな花がついた軸部分の角度はぞれぞれ上下に調整できる。他の花と合わせてブーケにする際に、イメージに合わせた位置に調整しやすく便利に組み合わせることができます。

ポピー

ポピーの花の色は鮮やかなオレンジで、フラワーブーケに太陽のような明るい色合いを加えてくれます。

ポピーは1本。茎は、花すぐ下側に小さく角度が付いており、その下側は直線の茎となっています。

4枚の花びらの角度は変えることができるので、他の花と合わせる際にも調整しやすくなっています。

アスター

アスターの花の色はパープルで、細かい花びらとなるパーツを組み合わせて1つの花として表現されています。それぞれの花びらの角度は変えることができるので、花の表情を容易に変えることができます。

アスターは1本。茎は直線の茎となっています。

ラベンダー

花の色はライトパープルを基調としており、細かい花パーツと葉パーツなどを組み合わせて1つの花として表現されています。葉パーツはゴールドカラーで自然な色合いです。

ラベンダーは1本。茎は直線の茎となっています。

1本の茎には、4つのラベンダーの花軸を縦方向に別で付きます。花の節ごとにポッチで縦に重ね付けるタイプなので、他の花と組み合わせて花瓶に活ける際に、当たってポロポロと節ごと落ちてしまいやすいのは少し難点でした。

高さのある長短がついた繊細なラベンダーの花は、フラワーブーケに洗練された色合いを加えてくれます。

葉物(グリーン)

葉物1

ススキの葉は3本。茎はすべて直線となっています。

葉の色はやさしいグリーンで、大きな葉となるパーツや裏面にサーフィンボートを組み合わせて1つの葉として表現されています。葉の根元の角度は調整することができるので、葉の印象を容易に変えることができます。

ススキの葉自体が長いので、組み立て説明書通りに組み立てるだけで、ススキの葉が頭一つ高くなります。背が低めの花瓶に飾りたい場合、茎を元より低く調整できないため、高さを抑えて見せたいときには葉の角度を調整して高さのバランスをとることになります。

印象的な優しいグリーンが鮮やかな花々に癒しの色を加えてくれます。

葉物2

もうひとつの葉物の種類については不明ですが、その他葉物として2本、茎はどちらも直線となっています。

葉の色は濃いグリーン。細長い葉のパーツを2つを組み合わせて1つのグリーンとしてシンプルに表現されています。

自然なグリーンの色合いが鮮やかな花々に落ち着いたカラーを加えてくれます。茎の高さ調整をしやすく、フラワーアレンジメントとしてデザインを調整するのに使いやすいグリーンです。

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花にあう花瓶サイズは?

参考として、今回使用した花瓶の高さは約19cmです。少し花瓶の間口が狭めのタイプのため、結果としてギュッと花束のようにきれいにまとまりました。

また、上述レビューのとおり、花や葉物によっては茎の長さが調整できるようになっています。使用する花瓶の高さに合わせて茎に見立てたグリーンのパーツを付け外しして、手持ちの花瓶に合うように調整しました。

今回は使用した花瓶の高さが低めであるため、もともとの草花の茎の高さから一部パーツを取り外して低めに調整しています。最も高さのあるススキの葉はこれ以上低くはならないため、今回レビュー時に使用した花瓶(19cm)かそれ以上の高さがあるものがバランスよく飾れるのではないかと感じました。

また逆に、高さが約27cmほどの高さがある花瓶に入れたところ、一部の花々の高さが足りず、花が溺れているようになり見映えがよくありません。
(予備の茎に使用するパーツを、セット以外に別途お持ちであれば高さの調整は可能です。)

筆者の感覚では、花瓶は約19cm~23cmくらいのものが、特にサイズ調整をしてフラワーブーケのバランスを取りやすい高さだと感じました。花瓶のサイズ選びの参考になれば幸いです、お気に入りの花瓶や自由な飾り方をぜひ探してみてください。

【LEGO】

まとめ

レゴ ボタニカルコレクション フラワーブーケは、レゴ ブロックの創造性と楽しさと同時に、美しく再現された花や緑が部屋にインテリアとして彩りを与えてくれます。

花びらの形や色が本格的にリアルに再現されており、アート作品やインテリアとしておしゃれに飾ることができる、これまでにない製品となっています。

緻密に計算されたデザインや色合い、草花のバランスは、フラワーブーケとして飾ったときに、まるで本物の花を生けたときのように、レゴ ブロックの再現性の素晴らしさと美しさへの感動を与えてくれました。

フラワーブーケセットは、自然のものと同様とはいかないまでも、大人の疲れた心や体に癒しやリラックス効果を与えてくれるかもしれません。本セットは、筆者にとって"枯れない"癒しのグリーンとなると同時にインテリアとして取り入れたいレゴモデルとなりました。

本記事でレビューしたのは「レゴ フラワーブーケ 10280」セットです。

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