子どもの可能性を広げる「遊びを通して学ぶ」こと、レゴ(R)ブロックの「遊び」に関するインタビュー

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子どもの成長していく過程に欠かせない「遊び」。子どもたちはさまざまな「遊び」を通して未来に向けた可能性を無限に広げることができます。

今も昔も、子どもたちになじみ深い遊びのひとつであるレゴ®ブロック製品を通じ、レゴグループは「遊びから学ぶ」というメッセージのもと、グローバルブランドキャンペーン「Rebuild The World ―創造力が、世界を変える」を2019年より展開しています。

この「遊びを通して学ぶ」こと、そしてレゴ ブロックの普遍的な価値などについて、レゴジャパン株式会社シニアマーケティングマネジャーの橋本優一氏に今回話をお伺いしました。

コロナ禍などを背景とした近年の取り組み

レゴ ブロック製品には長い歴史があり、今や世代を超えて愛される製品となっています。

一方で、時代の移り変わりにより変化してきた遊びや学びの環境のほか、近年では世界的なコロナ禍により日常の生活様式も大きく変化しています。

初めに、レゴ ブランドに関する近年の取り組みについて伺いました。

「『Rebuild The World ― 創造力が、世界を変える』キャンペーンとは、 『遊びから学ぶ』というレゴ ブランドの価値をお届けするグローバルブランドキャンペーンとなります。

創造力ひとつで無限に広がる可能性や、勇気をもってルールを壊す事で生まれる革新をRebuild(創り変える)する事を通しお伝えできればとの願いを込め3年前から実施しています。

『創造力は、世界を変える』力になることをレゴ ブランドを通して感じていただきたいと願っており、無限の可能性が広がる事をお子さまの最大の理解者、サポーターである親御様へお伝えしたくキャンペーンを展開しています。」

レゴ ブロックと子どもたちを取り巻く変化

大人世代と子ども世代では時代の移り変わりなどもあり、「遊び」や「学び」の環境、触れる物事、さらに世界的なコロナ禍により生活様式が大きく変わってきています。

子どもたちを取り巻く環境によって変化してきたもの、そして変わらない価値とは何なのでしょうか。

「お陰様で弊社ブランドは来年で90周年を迎えます。これまでお届けしてきたレゴ ブロックは全世界で何世代にも渡り多くの親御様、お子様にご愛顧いただいています。時代は変わり様々な物事はデジタル環境で便利になりましたが、親と子が『遊び』を通じて楽しみを共感したり、無限の創造力を表現したり、コミュニケーションを通して感じる絆は、時代が変わった現代でも、ご家族にとってかけがえのない時間や体験ではないでしょうか。

我々の製品やサービスも、90年間変わらず大切にしている体験に加え、時代にあわせたデジタルサービス(説明書のデジタル化や、お子様でも安心してお使いいただけるデジタル上での共有プラットフォーム『LEGO LIFE』のご提供など)を織り交ぜ、現代でも必要としていただける価値とサービスをお届けできるブランドとして、進化を重ねております。

コロナ禍におきましてお子様を始め大きく生活スタイルが変わる中、ご家族とよりご一緒にいる機会も増えたのではないかと思います。より質の高い家族時間にあわせ、レゴ ブロックが『お子様の遊び』から『家族での楽しみ』になったと言っていただける機会も増えたように感じます。弊社には以前よりお子様の製品だけでなく大人の方にも楽しんでいただける『大人レゴ』シリーズがございますが、お子様と合わせ買い、といった事も増えているのは弊社としては大変嬉しく感じております。」

「変化したもの」と「変わらないもの」

近年、自宅で過ごす時間が増えたことによって「遊び」の重要性も変化してきているように感じます。レゴグループとしての取り組みの変化はあるのでしょうか。

「コロナ禍においてお子様、ご家族の安全を第一に、我々にとってはとても大切なブランドを体験いただける機会である店頭でのレゴ ブロック体験テーブルを撤去いたしました。

これによりおもちゃ屋さんでお子様が遊んでいかれる機会が減ってしまう事は大変残念な一方、他に弊社にできることを模索しました。SNSとオンラインイベントを組み合わせた取り組みです。例えばこの夏にも『今だ、遊びまくれ。レゴ夏フェス』を開催し、多くのご家族にオンラインで体験をいただける機会を創出してきました。

また、グローバル一丸となり2017年より実施をしています『Build to give』といわれるクリスマスチャリティを通し遊びを必要としている世界中のお子様にレゴ ブロックの製品を贈らせていただいています。このようなお子様、ご家族の為にできる事を会社を上げて継続的に取り組んできている事は、この大変な状況の中で我々ができる事と捉え活動をしております。」

レゴ ブロックの楽しさを支える普遍的なものとは

レゴ ブロックは、新製品が出るたびにその表現の幅の広さ、作品の創造性がさらに広がり続けていることに驚かされます。

時代に合わせてレゴ ブロック製品は変化し続けながらも、本質的な遊びの「楽しさ」は変わっていません。この本質的に変わらないレゴ ブロックの楽しさを支える「変わらないもの」「普遍的なもの」がどこにあるのかについてお伺いしました。

「レゴは“遊びのシステム”を創業当時から提供してきました。
子供が成長していく過程で、遊びは欠かせないものです。

『遊びを通して学ぶ』ことができること、子どもの創造力を最大限発揮してもらえる設計、何世代にも渡って受け継ぐことができる安全性は普遍的であるといえると思います。」

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遊びを通して学ぶ「レゴ ブロックでの学び」

「遊びを通して学ぶ」ということについて、レゴ ブロックでの「学び」について、どのように考えているのでしょうか。

「レゴグループは、1932年、デンマークのビルンで誕生しました。創立者のオーレ・キアク・クリスチャンセンはデンマーク語で『よく遊べ』を意味するLEg GOdtに由来し、会社名をレゴと名づけました。遊びが持つパワーを通し『世界の明日を創造していく未来の担い手を育成すること』それがレゴグループの使命であり、レゴ ブロックで『遊びを通し学ぶ』ことを通して達成されるものと考えております。

『遊びを通して学ぶ』とは、例えば、何を創ろうか、と考えイメージすることで創造力が鍛えられることはもちろん、橋を創ろうと思った際にそれを今手元にあるブロックでどのように表現するかを考えることで、目の前の課題を解決する力を養えたり、それがうまくいったことによって自信が育まれます。

さらに、積み上げたブロックがバランスを崩して壊れてしまったというように自分の思うようにいかないときに、諦めずに創り続けることで、レジリエンス(編注:レジリエンス=困難な状況おかれても諦めずに対応できる能力)が鍛えられるなど、子どもたちからすれば遊んでいるだけでも、様々な学びを得られるという意味です。」

未就学児における「遊び」とは

子どもの「遊び」は成長過程において欠かせないものです。特に、未就学児における「遊び」の重要性が注目されています。

「遊びは子どもたちの創造力や学びの原動力です。一見大人には理解不能に見えるような遊びの中でも、子どもたちの世界は広がっており、同時に様々なことを学んでいます。

例えば、他の子どもたちとレゴ ブロックで一緒に遊ぶ際に、自分の創りたいものを伝えること、友達のアイデアを聞くこと、その上で一緒に何を創ろうか決めていくこと。

その中で知った他人のアイデアを理解したり、尊重していくことで、これからの世界や子どもたちの将来に必要な社会性や、多くの異なる価値観や違いを互いに認めあうダイバーシティなど、多くの価値を育むものであると考えています。

学校の勉強が始まっていない年齢だからこそ、より遊びから学ぶことは重要だと考えています。」

レゴ ブロックを使った遊び方、無限に広がる遊びのアイデア

子どもたちの未来に必要なスキルとして「創造力」などが謳われるようになり久しいですが、これらの学びのひとつのあり方として、実際のレゴ ブロックを使った遊び方にどのようなものがあるのか、またどのような能力が培えるのかについてもお伺いしました。

「バラのレゴ ブロックでなにかを創る中でも十分に『遊びながら学ぶ』ことはできますが、レゴ ブロックにはさらにたくさんの遊び方があります。

最近ではレゴ シティなど、説明書がついている完成品を想定したセットも人気ですが、あえて説明書どおりに創らず、まったく別の作品に創り変えることで、あるものを表現するはずだったパーツを全く別のものに見立てることができないかを考えることができ、創造力がさらに鍛えられます。

さらに、ゲーム自体をレゴ ブロックで創ってしまうこと。〇✕ゲームやトランプの神経衰弱、オセロなど、ボードやカード、駒もレゴ ブロックで創って遊んでみる。さらに、制限時間以内にどれだけレゴ ブロックを高く積み上げるかを競うタワーバトルなど、レゴ ブロック自体でモノを創る以外の遊び方もできます。

全く新しい遊びを生み出すこともできますし、遊び方から考えることで創造力はさらに鍛えられます。

友達と一緒に創る際には、ルールを一緒に考え決めていったり、遊ぶ中で不都合が生まれたら修正したりすることでレジリエンスや問題解決能力もさらに育まれるのではと考えています。

社会性を育み、問題解決力、コミュニケーション力。レゴ ブロックで遊ぶ中で自然と身に付き、またそれらがある事でさらに楽しくなる。このサイクルを多くの方に感じていただければ嬉しく思います。」

親子で遊ぶ価値

さらに、親子で一緒に遊ぶ体験を持つことについても効果があるという。親子でレゴ ブロックを楽しむ親世代の方に向けてのメッセージについてお伺いしました。

「親子で遊ぶことには、楽しい以上に多くの価値があると思います。

子どもや家族で共に過ごす時間や機会も増えつつある昨今ですが、多忙な中でも共に楽しみを共有できるのはとても幸せなことだと感じています。共に創ることで感じる親子の絆も生まれる機会にもなると思います。

レゴ ブランドにはお子様が大好きな有名ゲームキャラクターや映画の世界、身近な街のヒーローやクラフトできるセットまで、たくさんの種類があります。

親御様が遊ばれていた頃のレゴ ブランドと変わらない価値と、驚く様な進化を一人でも多くのお子様、ご家族に体験いただければと願っています。」

大人の今だから楽しめる「大人レゴ」も展開

子ども向けレゴ ブロック製品に加えて、昨年から自分の時間を大切にしたい現代の大人に対し、より趣向を凝らした大人も楽しめるレゴ ブロック製品「大人レゴ」が展開されています。

インタビューの最後に、今回の記事を読んで頂いた大人のレゴ ファンの方に向けてのメッセージについてもお伺いしました。

「初めて体験いただく方も、子どもの頃遊んでいただいた方にも、大人の今だからできる趣味の堪能に弊社製品がお役に立てれば嬉しく思います。

製品展開も幅広く、人気の車や有名映画のワンシーンやアートなど、幅広い製品と完成度できっと楽しんでいただけるものと思います。

ぜひお気に入りを見つけに、レゴ ストアへいらしていただければ幸いです。」

レゴ ブロックを使って「遊びを通して学ぶ」ことは、子どもたちが創造力やレジリエンスを鍛え、未来への可能性を無限大に広げ、かけがえのない体験になり得るとのお話を頂くことができました。

また「遊びを通して学ぶ」だけでなく、子どもの創造力を最大限発揮してもらえる設計や、世代を超えても安心して遊ぶことができる製品の安全性は、時代が移り変わる中でもレゴ ブロックの楽しさを支える普遍的な要素として今も受け継がれています。

そして、コロナ禍などによりおうち時間が増えた一方、新しい生活様式の中でお子さまと共に楽しみを共有できるのはとても幸せなことだとも感じます。

一緒に創ることで感じる親子の絆や、お子さまの創造力ひとつで無限に広がる可能性。今も昔も変わらない楽しさと、その中で変わり続けるレゴ ブロックの驚きの進化をぜひご家族で体験してみてください。