レゴ グループの2019年度の収益が発表!増収増益を達成

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レゴ(LEGO) グループが、2019年の財務業績(The LEGO Group Annual Report 2019)において好調な年間収益であったことを2020年3月4日に報告しました!

出典:Lego.com - The LEGO Group delivered top and bottom line growth in 2019

レゴ グループの2019年度の収益(Annual Report 2019)

レゴグループですので、日本を含む世界のレゴグループでの収益ということになります。
2019年の年間収益の概要としては、2018年と比較して6パーセント増の385億DKKとのことです。
※DKK=デンマーククローネ

営業利益は108億DKKで、2018年と比較して1%増加し、純利益は3%増加して83億DKKになりました。この成長は、長期的な成長を実現するために設計されたさまざまなイニシアチブへのグループの大胆な投資とともに達成されたとのことです。

また、レゴ グループの売上の成長性として、南北アメリカと西ヨーロッパは1桁成長し、中国は2桁もの成長を遂げています。

特に、中国はレゴグループの戦略的成長市場であり、2020年にも新しい都市にさらに多くの店舗をオープンする予定であると説明されています。アジア・中国の旧正月や春節などがモチーフのセットも続々と登場していますし、今後も中国市場の注目が高そうです。

小売業としての革新としては、レゴブランドショップをオープンするグローバルな小売エコシステムを拡大。電子商取引サイトのアップグレード。小売パートナーとのコラボレーションを強化するとのことです。現在、世界中には570の店舗があり、2020年には中国本土に約150店舗をオープンする計画であることも説明されています。かなりの店舗数ですね。そして、刷新されたLEGO.com eコマースサイトへの訪問者が2019年に27%増加し、小売パートナーとの前向きな進歩が消費者の売上成長に貢献したと説明されています。

2019年の収益の原動力となった売れ筋のテーマは、順不同でレゴシティ、レゴクリエイター、レゴフレンズ、レゴテクニック、レゴクラシック、レゴスターウォーズとのことです。また、レゴハリーポッター、レゴ スーパーヒーローズ(マーベル・アベンジャーズ)、レゴディズニープリンセスのテーマも好調だと説明されています。

また、2019年には、建物と拡張現実(AR)をシームレスに融合する新しい「レゴ ヒドゥンサイド 」シリーズを含む新製品が発売されました(参考記事)。レゴグループは30年以上ぶりに世界的な広告キャンペーン「Rebuild the World」を開始(参考記事)。世界最大のデジタルプラットフォームである「BrickLink(ブリックリンク)」を買収しています(参考記事)。さらに、社会と地球にプラスの影響を与えるための努力として、子供たちへの学習の提供、太陽光発電と風力発電への投資、レゴブロックの寄付と再利用プログラム「レゴリプレイ」を開始しました(参考記事)。

そして、2020年には子供と環境に焦点を当てた持続可能(サステナビリティ)な戦略への投資を大幅に強化するとのことです!詳細としては、遊びを通した学習をより多くの子供たちに届けることや、2025年までに使い捨てプラスチック包装の段階的な廃止を含む、持続可能な包装のみを使用すると説明されています。

レゴブロック製品に使用しているプラスチックに関しては、植物由来のポリエチレンなどの持続可能な材料を使用して製品を製造するという試みが、少しずつ行われています。例えば、2019年に発売された「レゴ アイデア 21318 ツリーハウス」セットでは、使用されている様々な植物のパーツが、すべて植物素材のポリエチレンプラスチックから作られており、LEGOグループの取り組みにおける最初のマイルストーンと説明されていましたよ。環境への取り組みは、レゴグループの長期的な戦略としても地球の未来にとっても重要なものだと考えています。

ますますのレゴグループのご発展を期待したいと思います!

以下のレゴグループ公式サイトで、2019年度の財務業績「The LEGO Group Annual Report 2019」の詳細が公開されていますよ。(英語)