Unityでゲーム開発の基本が学べる「LEGO(R) Microgame」正式版リリース!初心者向けインストール解説動画も公開

本ページには事業者が提供する商品情報などに基づくプロモーション、広告が含まれています。
スポンサーリンク

2020年9月にベータ版が公開されていた「LEGO® Microgame」の正式版がリリースされました!LEGOグループやUnity公式SNSアカウントなどでアナウンスされています。

正式版のリリースに合わせて、はじめての方向けの導入方法やライブラーニングの開催などの情報なども公開されていますよ。

「LEGO Microgame」正式版リリース

LEGO® Microgame(レゴ® マイクロゲーム)」は、ゲーム開発プラットフォーム(リアルタイム3D開発プラットフォーム)であるUnity(ユニティ)向けのゲーム開発学習ツールです。

画面の指示に従って操作していくことで、Unityを使ったゲーム開発の基本的な操作方法などがチュートリアル形式で学べるだけでなく、いろいろなレゴ ブロックの部品(アセット)を使ってオリジナルのゲームも作れるようなツールとなっています。

これまでこの「LEGO Microgame」はベータ版として公開されていましたが、今回正式版のリリースとなりました。

© Unity Technologies / © LEGO Group 出典:Get Started with Unity - Unity Store

筆者は以前ベータ版のマイクロゲームでいくつかチュートリアルやサンプルゲームの制作を試していましたが、今回の正式版と比較してみたところ、プロジェクト自体に大きな機能追加などの変化はなさそうでした。プレハブやビヘイビアの取捨選択やスクリプトなどの細かい更新が行われており、全体の使用感についてはこれまでのベータ版と同じように使えるようになっています。

一方、Webで公開されているMOD(追加チュートリアル)が正式版のリリースに合わせて追加されているため、ゲーム制作をさらに詳細に学びたい方のための情報がさらに充実しています。(参考:Unity)

標準のチュートリアル自体は30分から1時間程度で完了し、その後は追加のチュートリアルで学習したり、サンプルゲームをベースにしてゲームをカスタマイズしたり、新しいゲームづくりにチャレンジしたりできますよ。

チュートリアルの一連の流れなどについてはベータ版での解説記事もありますのでこちらも併せてチェックしてみてください。

LEGO Microgameインストール解説動画

また、今回の「LEGO Microgame」公開に合わせて、UnityやMicrogameを初めて利用する方向けの解説動画が公開されています。

LEGO Microgameを導入するには「Unity Hub」というUnityの管理アプリケーション(インストーラー)を通じてセットアップを行う必要があり、事前のユーザー登録などが必要になるため、これらの一連の流れについて動画でよりわかりやすく確認できるようになっていました。

動画は英語のナレーションで解説されていますが、YouTubeの自動翻訳機能を使えば日本語字幕でおおよその内容が理解できると思います。

Youtubeの自動翻訳は、動画プレイヤーの右下(スマホは右上)にある「設定」ボタン→「字幕」→「自動翻訳」→「日本語」の順にクリック/タップで切り替えできます。

ライブラーニングやコミュニティなどで今後も拡大

その他、Unity社ではライブセッションによるラーニングシリーズなどのワークショップなども開催されるとのことです。(参考

現段階では英語圏を対象にしたものとなっているようですが、今後、日本語でも参加可能なワークショップなども開催されるかもしれません。

また、今回のLEGO Microgameを含むUnityプラットフォームでの開発にあたっては、Unityアセットストアから新たに3Dモデルなどを導入しゲームで使えるキャラクターやマテリアルを追加したり、開発したゲームをコミュニティに投稿して他のユーザー向けに公開したりと、幅広いコミュニケーションが行えるようになっています。

Unityの開発環境は無償で利用できるライセンスがあることなどから、はじめてのゲーム開発やプログラミングの学習にも適した環境となっており、今回のLEGO Microgameによって初心者の方にもさらに取り組みやすいものとなっています。

初めての方にもわかりやすく作られていますので、これからプログラミングを始めたいと思っている方はこちらのLEGO Microgameをチェックされてみてはいかがでしょうか。

LEGO Microgameの詳細は以下よりチェックいただけます。