【レビュー】レゴ(R)ブロックトーバー 2021：レゴ(R)童話セット「ヘンゼルとグレーテル」

2021年の「レゴ®ブロックトーバー」キャンペーンの数量限定「レゴ®童話セット」第1弾として、2021年10月1日からのプレゼントとして新登場した「ヘンゼルとグレーテル」セット。

今年の「レゴブロックトーバー」は、全国のレゴブランドストア、レゴ認定販売店「ベネリックレゴストア楽天市場店」、全国のトイザらス店舗、トイザらス・ベビーザらスオンラインストアで2021年10月1日から4週連続で第1弾〜4弾まで期間ごとに実施されています。

今回はレゴジャパン様からお借りしたセットにて先行レビューさせて頂きました。

レゴブロックトーバー（2021年）レゴ童話セット「ヘンゼルとグレーテル」

「レゴ童話セット」は、読書の秋にぴったりな童話がモチーフとなっており、ラインナップは「ヘンゼルとグレーテル」、「ジャックと豆の木」、「赤ずきん」、「アリスとおかしなお茶会」の全4シリーズ。

「レゴブロックトーバー」キャンペーンは、2009年から毎年10月に開催されており、この期間でしか手に入れることができません。今年は限定の「レゴ童話セット」（非売品）がプレゼントされる特別なキャンペーンです。
※”BLOCKTOBER”は、ブロック（BLOCK）と、英語で10月を意味するオクトーバー（OCTOBER）を組み合わせた造語。

本記事では、「レゴブロックトーバー」第1弾プレゼントとして配布された「ヘンゼルとグレーテル」セットについてレビューしていきます。

レゴブロックトーバー 2021：レゴ童話セット「ヘンゼルとグレーテル」
1. 「ヘンゼルとグレーテル」セット概要
2. 「ヘンゼルとグレーテル」組み立てレビュー
まとめ
「レゴ童話セット」は全4シリーズのラインナップ
1. 2021年「レゴブロックトーバー」を各ストアでチェック！
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レゴブロックトーバー 2021：レゴ童話セット「ヘンゼルとグレーテル」

「ヘンゼルとグレーテル」セット概要

レゴブロックトーバー「ヘンゼルとグレーテル」
（Hansel and Gretel）

対象年齢：6歳以上

「レゴブロックトーバー」（2021年）のキャンペーン第1弾として、2021年10月1日から数量限定プレゼント配布された「ヘンゼルとグレーテル」セット（非売品）です。

2021年度のレゴブロックトーバーは、世界で親しまれている童話がモチーフとなった「レゴ童話セット」全4シリーズとなっています。

本セットは、童話本が表現されたレゴブロック土台の上に、グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」の物語をモチーフとした世界がコンパクトに表現されています。童話の中に登場する煙突つきのお菓子の家がカラフルに表現されており、マイクロフィギュア3体、お菓子を表現するパーツやプリントタイル、その他様々な小物やパーツが含まれています。さらに「ヘンゼルとグレーテル」の「プチ絵本」が付属しています。

「ヘンゼルとグレーテル」組み立てレビュー

「プチ絵本」やレアなパーツが付属

本セットには、クリアなビニールパックにレゴブロック袋2袋と大きな封筒が同梱されています。この封筒の中には、童話「ヘンゼルとグレーテル」の「プチ絵本」と組み立て説明書が入っています。

「プチ絵本」は、童話「ヘンゼルとグレーテル」のストーリーが、日本語の文とオリジナルのかわいい挿絵で描かれています。表紙はもちろん、ストーリーもお子さまと一緒に読むことができる日本語表記でふりがなもしっかりと振られています。

大人から子供まで親しまれている童話がしっかりと日本語で表記されているので、物語をしっかりと読むことができる点でも嬉しいプチ絵本となっています。

組み立て説明書は1枚。大きなサイズの紙が折りたたまれているタイプです。図解で分かりやすい組み立て説明書が付いており、対象年齢の6歳以上から組み立てることができるように考えられています。

こちらのセットにも、前回レビューした「ジャックと豆の木」セットと同様にレアパーツが複数含まれています。

まずは、LEGO®ブランドロゴのプリントタイル。

このプリントされたブランドロゴのパーツは、2020年度の「レゴブロックトーバー」で配布された遊園地テーマのセット（全4種）で初めて登場したもの。含まれているセットも少なく手に入れにくいパーツのひとつとなっています

さらに、少し珍しい金色（ゴールド）の塗装パーツが含まれています。

今回の「レゴ童話セット」全4シリーズは、共通してレゴブロックで童話の本が表現されており、その本の一部に金色の塗装パーツが含まれています。セットに金色の成型色ではなく塗装パーツが入ることは少ないため、こちらも特徴的なパーツとなっています。

また、ミニフィギュア（ミニフィグ）がより小さなサイズで表現されたマイクロフィギュアが含まれています。

マイクロフィギュアは、1×1ポッチに置ける小さなサイズでありながらミニフィギュアがリアルな形で再現されているのが特徴。今回は物語の登場人物として使われています。

「ヘンゼルとグレーテル」セットには、主要な登場人物であるヘンゼルとグレーテルの兄妹と、魔女の計3体のマイクロフィギュアが含まれていました。

その他、物語に欠かせないお菓子のプリントタイルなどの多くの小物やパーツが含まれています。

今回の「レゴ童話セット」全4シリーズは、共通して童話の本が表現されたレゴブロック土台の上に、それぞれの童話の物語をモチーフとした世界が表現されたセットとなっています。

本セットでは、レゴブロックで本の部分をまず組み立てていきます。

本の内側は側面と真ん中のブロック以外は空洞になっています。

本の背と表紙の四隅には、前述の金色の塗装パーツが使われており、厚みのあるクラシックで豪華な装丁の童話本が再現されています。

本の上に広がる「ヘンゼルとグレーテル」の物語

童話の本が表現されたレゴブロックを土台として、その上に「ヘンゼルとグレーテル」の物語をモチーフとした世界が表現されているデザインです。

ヘンゼルとグレーテルの2人、そして物語の中で迷い込んだ森の中にあるお菓子でつくられた家、煙突からモクモクと煙が出る様子などが、本の上でコンパクトに、カラフルで可愛らしく表現されています。

ドーナツやイチゴ、クッキーなどの色とりどりのパーツが、お菓子でつくられた家をカラフルに表現しています。お菓子の家はプリントされたタイルをつかって壁と屋根を自由にデコレーションすることができます。

お菓子の家の屋根は、パカッと開くことができる可動ギミック付き。

セット完成後にも、２枚の屋根を動かして家の中を見たり動かたりして遊ぶことができます。

お菓子の家の中には、物語の中に登場する"魔女"のマイクロフィギュアと焼き窯が置かれています。

小さなサイズながら、童話「ヘンゼルとグレーテル」の物語の世界がしっかりと表現されています。

もう一つのポイントは、お菓子の家の煙突。

煙突から出るけむりの上部分は回転して動かすことができます。

屋根と煙突のギミックによって、セット完成後にもディスプレイとして飾るだけではなく、動かして遊べる仕掛けを楽しめるようになっています。

物語では、ヘンゼルとグレーテルの兄妹が迷い込んだ森の中にある美味しそうなお菓子の家へとたどり着きます。この家には怖い魔女が住んでいて、2人は危うく食べられそうになりますが、魔女を焼き窯に誘い込んで退治し、無事に家に帰ることができます。

「ヘンゼルとグレーテル」セットは、物語に登場する印象的なお菓子の家がレゴブロックでカラフルに可愛らしく表現されており、物語のシーンを再現して楽しむことができます。

まとめ

「ヘンゼルとグレーテル」セットは、レゴブロックで再現されたクラシックな装丁の本の上に童話「ヘンゼルとグレーテル」のモチーフがデザインされていることで、書籍として世に出ている物語がモチーフとして表現されていることを感じさせてくれます。

セット付属の童話「ヘンゼルとグレーテル」のプチ絵本を読み、セット完成後には絵本のストーリーを再現して遊ぶことができるので、小さなお子さまと一緒にレゴと童話の世界を同時に楽しむことができます。

毎年異なるテーマで展開されているレゴブロックトーバーの限定セットは、コンパクトで洗練されたディスプレイとしてぴったりなモデルとなっており、コレクションのひとつとして、そしてインテリアとしても映える可愛らしいセットです。

1つから飾って映える童話モチーフのレゴモデルは、レゴブランドロゴ付きの本の土台がセットを特別なコレクションとしてさらに格上げしていると感じさせてくれます。そして、レゴブロックのセットだけでなく、日本語に翻訳されたプチ絵本が付属しているところも特別感が上がるポイントとなります。

小さなレゴモデルの中に、童話「ヘンゼルとグレーテル」の世界が詰まったデザインとなっていなます。コンパクトでありながらお菓子の家の屋根が開くギミックや煙突から出るけむりが可動するギミック、そしてさまざまなパーツや小物などが含まれおり、可愛らしいディスプレイとしても印象的に飾れるレゴブロックトーバーだけの特別なレゴセットです。

お気に入りのひとつを作って楽しむほか、全4種類のコンプリートを目指す楽しみもあるレゴブロックトーバーだけの「レゴ童話セット」シリーズです。