壁などに貼ってレゴ(R)ブロックが付けられる互換テープ「ブロッテ」レビュー

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レゴ® ブロックと互換性があるブロックテープ「ブロッテ」を買ってきたのでレビューをしますよ。

ブロッテについて

ブロッテとは、タカラトミーアーツ社が販売するテープタイプのおもちゃで、柔らかい樹脂素材でできたテープのオモテ面にレゴ ブロックと同じポッチがついた形をしています。

テープはハサミなどで長さに切ることができ、また裏面には両面テープが張り付けられているので、好きな形に切って机や壁など貼ってレゴ ブロックをつけて飾ることができます。

以前、レゴ ブロックが付けられる互換テープのアイデアについては、2017年にINDIEGOGOという海外クラウドファンディングサービスの「Nimuno Loops」というプロジェクトでも話題になりました。

その後、日本でもいくつかのメーカーからブロックテープが販売されているのがTVほかメディアでも取り上げられていました。

今回レビューする「ブロッテ」は大手玩具メーカーのタカラトミーアーツ社から2017年11月に発売されたレゴ ブロック互換製品となります。

先日、トイザらス店舗に行った際にレゴ ブロック製品売り場の近くに置かれていたのを発見し、購入しました!

ブロッテを写真で解説

パッケージ:おもて

パッケージ:うら

ブロッテ

販売元:株式会社タカラトミーアーツ
対応ブロック:LEGO®ブロック / ダイヤブロック /MEGAブロック(推奨はLEGOブロック、MEGAブロック)
対象年齢:6歳以上

好きな形に切って貼ってレゴ ブロックなどを付けられるレゴ ブロック互換のシリコンゴム製のテープです。

テープの色や長さ、幅には複数のバリエーションがあります。

まず、幅については2ポッチ幅の「Sサイズ」と4ポッチ幅の「Lサイズ」があります。

長さはSサイズには1メートルもしくは2メートル、Lサイズは2メートルのみとなっています。

色は各幅、長さごとにレッド、ダークブルー、ダークグリーン、グレー、サンド、ライトブルーの6色がラインナップされています。

私が今回購入したのは「MAYKA ブロッテ Sサイズ グレー 1M」ですよ。Sサイズは幅2ポッチで、長さは1メートルのものです。

ブロッテのフタを開けたところです。

テープは、シリコーンゴム製で柔らかく、曲がった床面や壁面にも貼ることができるようになっています。

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レゴ ブロックとブロッテの互換性について

まずは、レゴ ブロックとブロッテの互換性について確認してきます。

テープの表面にはレゴ ブロックと同じポッチ(スタッド)がついており、レゴ ブロックを取り付けることができるようになっています。

このポッチはレゴ ブロックと互換性がある形状となっているので、ブロッテを平らな面に張り付けた場合は通常のレゴ ブロックの土台のような感覚で他のレゴ ブロックを組み合わせることができます。

ただ、曲面に貼った部分はポッチの形が歪んでしまうので、曲面にブロックを取り付けるのは難しかったり、ブロッテ自体がはがれやすくなってしまったりするかもしれません。

また、ブロッテのテープの厚みは約3mmで、これはレゴ ブロックのパーツの「プレート(薄い板状のブロック)」と同じ厚みとなっています。

プレートはレゴ ブロックの通常ブロックの3分の1の厚さになっているので、ブロッテの厚みの3倍がおよそ通常のブロックの高さとなります。(ブロッテは裏面が粘着テープになっているため重ねて接合できませんが、参考までに)

レゴ ブロックとブロッテの違いとして、ブロッテの表面にはポッチ同士の間に細い溝が入っています。これはブロッテを張り付けるときにハサミで切り取りやすくするためのガイドとなっています。

ブロッテ自体は柔らかい素材でできているので、お手持ちのハサミなどで簡単に切ることができますよ。

ブロックを取り付けてみる

レゴ ブロックやパーツ、ミニフィグを置いてみた様子をご紹介します。

テープを上向きに貼ると、レゴ ブロックの土台のようにレゴを置くことができます。

両面テープで固定できるので、飾り棚などにレゴを飾るときなどでセットを動かないように土台を固定したい場合などに、このような形で利用してもよさそうです。

通常レゴ ブロック同士を組み合わせるときっちりと動かないように固く固定されますが、レゴ ブロックとこのブロッテを組み合わせたときはちょっと感覚が異なり、全く動かないというよりは柔らかいの素材をポッチに押し込んで摩擦力で支えるような感じになっています。

素材自体が柔らかいので取り付けたブロックも多少ゆらゆらとしますが、取り付けも取り外しも簡単で、かつ簡単には外れない程度のホールド力があります。

ミニフィグや数ポッチの大きさのミニセットなどの固定であれば、多少重心のバランスから外れていてもしっかりと動かないように固定できました。

ただ、アクセサリを持たせたミニフィグや重心が大きくずれたレゴモデルなどの場合は接合部分の負荷が高くなってしまうため、揺れやちょっとした力で取れてしまうこともあるかもしれません。

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裏面

裏面の両面テープの状態です。

薄いシートを剥がして好きなところに貼りつけることができますよ。

粘着部分は薄いテープではなく、少し厚みのある透明ゴムのような素材になっていて柔らかさもあるため、木目や壁紙など、多少の凹凸のある面などにもしっかり張り付きそうです。

※張り付ける素材によっては素材を痛めてしまったり、はがしたときに跡が残ってしまうことなどがあるかもしれませんので、詳細は説明書などをご覧ください。

テープをハサミで切って、液晶モニターの縁に貼ってみた所です。ちょっとだけ曲面になっていますが、しっかりと固定できていますよ。

同様に壁に貼ることもできそうです。裏は粘着テープなので無塗装のプラスチックや木の板、鉄板などの素材に貼るのが素材を痛めにくく安心だと思います。

いくつかブロックやミニフィグを取り付けてみます。ミニフィグはこんな感じで足の後ろにとり付けてテープに固定できます。

細かく切ってフォトフレームなどの裏板などに貼っていけば、ミニフィグコレクションのディスプレイなどに使うこともできそうですね。

使い場所を選びそうですが、決まった場所にレゴ ブロックを動かないように飾りたい場合や、壁面などに小さなパーツやセット、ミニフィグを取り付けて飾りたい場合など、アイデア次第で楽しく使えそうなアイテムです。